カテゴリ:【報告】カンボジア活動報告( 17 )

初めて赤ちゃんのベッドがいっぱいになった日*

スォースダーイ
カンボジア駐在助産師の菊地南です。

6月後半から立て続けにお産があり、AAMCでは7月10日現在で10人の赤ちゃんが誕生しています
そして、みなさんのご支援により使わせて頂いている赤ちゃん用のコット4台が、先日遂に赤ちゃんでいっぱいになりました!
記念に4台並べて写真を撮らせてもらいました。
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翌日には数名退院したため、満床になったのはこの1日だけでしたが、忙しくも嬉しい日になりました。



AAMCでは、わたしの他に、国際長期看護師研修生の助産師1名、計2人の日本人助産師と、4人のカンボジア人助産師がいます。
言葉の壁もあり、まだまだ上手くいかないことばかり。それでも、赤ちゃんを其々の言語で(恐らくお互いに赤ちゃん言葉で)あやして一緒に笑うひと時は、国は違えど赤ちゃんやお産が好きな気持ちは同じなんだな、と感じて嬉しくなります。




先日は、AAMCで誕生した第2号の赤ちゃんで、且つはじめての帝王切開で産まれた赤ちゃんとお母さんが産後の1ヶ月健診に来てくれました。母児ともに元気で、笑顔で再会できた時はとっても嬉しかったです。
健診が終わって帰る時は何度も振り返って手を振ってくれ、わたしたちも見えなくなるまで見送りながら、思わず目頭が熱くなりました。
赤ちゃんが産まれる瞬間の嬉しさもひとしおですが、その後に元気に育っている様子を見ることができるのもまた、格別に嬉しいものです。
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わたしはというと、産科医の石田先生に優しく教えて頂きながら(時に手をペシッと叩かれながら…)会陰の局所麻酔の仕方、会陰切開や会陰縫合、胎児エコーの訓練中です。これまでの知識や技術を見直しながら、日本では経験できない新しいことにも挑戦できる環境にいられることに本当に感謝しています。
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やはりカンボジアでも丑三つ時に多いお産。天敵の少ない時間帯である深夜に産むという動物の本能なのでしょうか…。(笑)おかげさまで、のび太くんに負けないくらいにどこででも3秒で眠れる(気絶する?)ようになりました。

ここでもひとつとして同じお産はなく、ひとつひとつのお産から学びがあります。小さなこともひとつずつ解決しながら、より安全で幸せなお産にできるよう整えていくことが、今わたしにできる大切なことのひとつかな、と思います。
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忙しさのあまり顔が険しくなっているときはお互いにちょっかいを出してふと笑わせて肩の力が抜けたり、思ったことを言い合えたり、自分の思いを語り合えたり…そんな仲間が居てくれることにも、とても感謝しています。
また、日本人スタッフだけでなく、言葉の壁を超えて、気遣ってくれたり、笑わせてくれる現地スタッフにも感謝しています。

日本からたくさんの支援をしてくださっている方たち、ジャパンハートの様々な分野からわたしたちの活動を支えてくれているスタッフのみなさん、現地でこうして一緒に活動しているみんな、患者さんや赤ちゃんやお母さんたち…色んな人へのたくさんの感謝を込めて*
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Cambodia MidWife  MinamiKikuchi

by jhcam-hospital | 2016-07-11 01:15 | 【報告】カンボジア活動報告

AAMCとカンボジアのお産事情①

チョムリアップスォー。はじめまして、助産師の菊地南です。

 去年1年間は長崎のふたつの離島で活動してきましたが、今年の5月下旬からカンボジアで活動を始めました。カンボジアへ来てからもうすぐ1ヵ月が経とうとしています。

 日中はカンカン照りで、夕方は雷とともに雨がザーッと降る毎日です。連日の蒸し暑さが体に堪えますが…昼間の絵に描いたような青空と入道雲や、夜の満点の星空は本当に綺麗です。

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わたしがAAMCに来たときは、まだ開院して数週間。分娩室にはまだ物品が揃っていない状態でした。続々とクベース(保育器)やインファントウォーマー(生まれた赤ちゃんを温めながら処置できる台)などが届いて分娩室らしくなった頃、ひとりの妊婦さんがやってきました。分娩予定日が過ぎているけれど全く生まれる気配がなく、点滴を使ってお産を促すことになりました。わたしがAAMCに来て3日目のことでした。初めて使う機械、初めて使う分娩室、初めてのチーム…途中何度もトラブルが起き、肝を冷やすような場面もありました。

 AAMCで初めての赤ちゃんが産まれて元気に泣いてくれた時は、正直なところ喜びよりも安堵した気持ちの方が大きく、赤ちゃんを取り上げた後の手は震えていました。

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思い返せば、中学生の頃に「数秒に一人の子どもが亡くなっていく世界がある」と知り、助産師を志してから十数年。『いつか世界のお産に関わりたい、海外で赤ちゃんを取り上げたい』と思いながら過ごしてきた、『いつか』が現実になりました。

 日本からたくさん支援や応援をしてくださっている方々、AAMC開院に向け奮闘したジャパンハートのスタッフや仲間たち、一緒に活動しているAAMCのみんな、わたしを応援してくれる家族や友だち、わたしに沢山の学びや感動をくれたこれまで取り上げた赤ちゃんたちとそのお母さんたち、今回無事に赤ちゃんを産んでくれたお母さん、元気に泣いてくれた赤ちゃん…たくさんの人たちにありがとうの気持ちでいっぱいです。

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カンボジアでは、大抵お産の後すぐにお母さんには帽子と靴下、赤ちゃんには帽子と手袋を付けさせます。赤ちゃんは裸に帽子と手袋というちょっとシュールな恰好になっていたりするのですが…それがなんとも可愛くて笑ってしまいます。

 お産をした翌日に家に帰ることも多いカンボジアの風習もあり、今回は母児ともにとても元気だったので翌日に退院をしました。お家が病院から近く、数日後に新生児訪問へ行かせてもらいました。わたしたち日本人を温かく迎え入れてくれ、家族みんなで赤ちゃんを大事にお世話している様子を見ることができました。赤ちゃんを中心にしてみんなが笑顔で集うのは世界共通なんだなぁ、となんだか嬉しくなりました。

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6月28日現在で、AAMCでは6人の赤ちゃんたちが誕生しています!


今月誕生日を迎え、またひとつ年をとって、そろそろエクボが皺にならないかと気になるお年頃になって参りましたが…皺になるくらいに毎日笑って過ごしていけたらいいな、と思っています。

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わたしと同じく、お産が好きな助産師さん、産科の先生
とにかく赤ちゃんが好きな方、
育児経験のあるお母さん、
マッサージやアロマセラピーの得意な方、
沐浴したい未来のパパ、

などなど、たくさんの方の訪問をお待ちしています。

Cambodia MidWife Minami Kikuchi




by jhcam-hospital | 2016-06-29 23:38 | 【報告】カンボジア活動報告

新病院AAMCでの一日とはいったい・・・


こんばんは、ジャパンハートカンボジアインターンの佐々木です。

気が付いたら6月ももうちょっとで終わり、新病院AAMCが開院してから
もうすでに1か月以上経ったというところです。

今回はその「一か月経った病院」の現状・日常をお伝えしたいと思います。

まず病院スタッフは病院の迎えにある宿舎にて共同生活をしております。
この宿舎は実は昔、スイス在住のとあるカンボジア人の持ち物だったそうです。
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ジャパンハートは運よくもこの家を借りることができたのでした。
持ち主は富豪さんだったのか、とても豪華で広々としたつくりとなっております。

新病院スタッフの1日は朝6時半から始まります。
なんと、ラジオ体操です!日本人なら誰でも知っている朝の健康法!そう、ラジオ体操。。。
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もちろんカンボジア人スタッフもしっかり行います!

その後はみんなで宿舎を清掃、朝ごはんと続きます。
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8時からは病院で朝のミーティングを行います。
ここで夜勤からの引継ぎや今日の日程の共有もします。
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そして業務が開始です。

実はAAMCでは外来患者の受付はしておらず、
近くにあるポンネルー病院と連携を行い、全ての外来はこのポンネルー病院で行っています。
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この外来診療のためにAAMCからドクターとナースのチームを送ります。
そしてこのポンネルー病院での外来診察では対応しきれない患者さんがいらっしゃったときに
AAMCに来院されるという感じになっています。

その頃AAMCではポンネルー病院からの患者さんの診療、入院患者さんの管理、
そして手術ミッション期間は同時並行でオペも行います。
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そして夕方5時、終礼ミーティングを行い、夜勤担当のスタッフに引き継いで業務が終了となります。

そして宿舎で夕食を食べて各自のフリータイムとなります。


このような一連の流れで新病院AAMCは動いています。
しかしながら、業務が忙しかったり異例の事態に対応したり、毎日が変わった日々です。
スタッフ一同臨機応変に対応しながら活動を行っています。
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そんな我々ジャパンハートカンボジアの活動に参加してみたいという方は
どうぞ「ジャパンハート国際医療短期ボランティア」にご参加ください。
http://www.japanheart.org/join/medical_experts/medical_short/
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今夏よりジャパンハートカンボジア「親子でボランティア」の募集も開始いたしました。
この機会に親子で夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか?
http://www.japanheart.org/news/2016/post-89.php

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ジャパンハートカンボジア長期駐在インターン 佐々木 蓮

by jhcam-hospital | 2016-06-21 21:09 | 【報告】カンボジア活動報告

乾季から雨季へ_初めての○○

初めまして!ジャパンハート・カンボジアで5月よりインターンをしています、

佐々木と申します。

皆様どうぞよろしくお願いします!

私がカンボジアに到着したのは55日、太陽の大きさが違うんじゃないか?

というくらい、気温が…熱が…と初カンボジアに打ちのめされていました。

ところが最近はどうも涼しいのです。(特に夜など)

日によってはものすごい雨(いわゆるスコール)が降り続いたり

雨季の始まりを知らせる虫が病院前に大量発生したり、、、

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確実に雨季の兆しを感じる今日この頃です。

申し遅れましたが59日に新病院(AAMC)がついに開院しました。

たくさんの方々のご支援によってこの病院は医療を受けられないカンボジアの人たちにとって

大きな存在となるでしょう。そしてそのような存在になるべく日々努力をしなくてはならないと感じております。これからもご支援、応援よろしくお願いします。






そんなAAMC(新病院)で。。。

59 初めての患者さん

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患者さん第一号が開院日にいらっしゃいました。

長期ボランティア医師の幡野先生とカンボジア人スタッフとの連携プレイで診察スタートです。

5/12 開院セレモニー

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この日は開院を記念してのセレモニーでした。地域のお偉い方々やお世話になった企業の方々、

その他日本からも来賓をお招きしてでのパーティを行いました。

豪華なクメール料理がふるまわれました。

5/15 初めてのAAMCオペミッション

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短期ボランティアの先生方もお見えになり、

AAMC初の手術ミッションが開始しました。

5/28 初めての分娩

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予定日を過ぎた妊婦さんが前日にいらっしゃいました。

石田先生の誘発分娩によって

この日には無事にご出産をされました!

元気な女の子が生まれました。

5/29 初めての沐浴


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そして、女の子は初めての沐浴をしました。

長期研修生の大姶良助産師がお母さんに沐浴について指導しました。


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このように、みなさまのお力よりいただいた新しい設備新しい器具と

共にさまざまな病院でのはじめての出来事が日々生まれております。

どれも新鮮であり、でも時には初めて故にうまくいかない時もあったりして…

そんなトラブルと毎日向き合いながら、日本人スタッフ、カンボジア人スタッフ切磋琢磨して

共に業務に取り組んでおります。

まだまだ開院直後、バタバタしていて落ち着かないかもしれませんが

(そんな時だからこそ)短期ボランティアさんのお助けなどあれば和やかになるかもしれません。

ご興味がおありの方はぜひぜひジャパンハートカンボジアAAMCの短期ボランティアへのご参加お待ちしております。

そして何より、

引き続き新病院AAMCの応援どうぞよろしくお願いいたします。


by jhcam-hospital | 2016-06-14 20:34 | 【報告】カンボジア活動報告

引っ越しました。

身も心も気温も激熱のカンボジアより、くぼたです。


先日、無事に(?)病院近くの宿舎に引っ越しをしました。

カンボジア人スタッフ12名、日本人スタッフ4+αの、

嬉し恥ずかし、初めての共同生活です。


カルチャーの違いに時に戸惑い、笑い、時にイラッとし、

そしてお互いの勘違いに爆笑して、まぁいいかとなる日々です。



昨日は、引っ越し2日目。

病院に次々と医療機器・事務物品が搬入されました。

・・といっても、業者が搬入してくれるわけではなく、

荷物運びから開梱作業、組み立てまで自分達の手で行います。

医療機器と収納棚は業者立ち合いの下ですが、

写真に写る彼らはみんな、新しい看護師や助産師、通訳陣なのです!!

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ベッドやら、、

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ホワイトボードやら。。

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ワゴンやパーテンションまで、、。
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オートクレーブ(滅菌機)はとても重いので、

日本人医師・看護師・カンボジア人通訳・業者、、など、

とにかく男性陣をかき集めての共同作業!!

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これらが結構果てしない作業で、途方に暮れそうになりますが、力を合わせて、

大方を(おそらく?)やりとげました!


引っ越し初日も病院と宿舎を掃除しまくる肉体労働の一日だったのに、

うだるような暑さの中、和気あいあいと、

もくもくと仕事をする彼らに救われました。



↓ねじりハチマキにモンキーレンチが似合いすぎる、ソニダ(助産師)

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↓それに触発されて、我も我もとねじりハチマキを締め始めた男性陣
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日々、大変ですがこのように楽しくやっています。


改めまして、アイテムご寄付をくださいました皆様に感謝申し上げます。

写真にあるパーテーション、ホワイトボード、ベッド、どれも完売となりまして、

11つ大事に使わせていただきます。


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その他のアイテムに関しましても、

改めてupさせていただきます!

WEBサイトは開院(59())と同時に寄付を終了する予定ですが、

WEBサイトと当blogは残していく所存です。

今後も引き続き、よろしくお願いします。



新人カンボジア人スタッフが覚えた最近の日本語が、

「おなかペコペコ」と「しんどい」なのがちょっと気になる、看護師くぼた



「わたしが寄付した〇○、ちゃんと搬入されているかしら?」

気になる方は、コメント欄までおねがいいたします。早急にお返事いたします!

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特設サイトコチラから↑↑

by jhcam-hospital | 2016-05-01 00:42 | 【報告】カンボジア活動報告

新病院開院に向けて~Lsat mission~

新病院Asia Alliance Medical Center(AAMC)開院まで1か月切りました!!!(休日除く)
スタッフ一同、焦りと楽しみと焦りと、焦りと、焦りに焦っております。。
(私だけ?)
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ではまず、今の準備状況から…
現在、手術活動もある中、新スタッフも一丸となってスタッフ総動員で準備中でございます。
本日は新スタッフ採用後初の全体ミーティングも行いました。
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みんな、新しい病院・新しい夢に向かって目がキラキラしていました。
そして同じ志であること、自分たちは何を大切にして進んでいきたいのかを再確認しました。
もちろん、患者さんの安心・安全は大前提です。
それに加えて私たちは一緒に働く仲間とその夢を大切にしたいと考えています。
短期ボランティアで参加される方も、同様に私たちが大切にしたい仲間の一人です。
ぜひ私たちの仲間(Family)としてご参加ください。
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そして、そして、、
着々と準備が進む中、今年度最後の手術活動が明後日から始まります。
新スタッフそろっての最初で最後のmissionです。
病院が開院してからしばらくは、今のようにほかの病院で場所を借りて手術を行うことはお休みになるからです。
(もちろん新病院では手術活動を今以上に行っていきます)
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次からのカンボジアでの短期ボランティアの参加は新病院となります。
一から作り上げていくことになる新病院Asia Alliance Medical Center(AAMC)で一緒に歴史を気づき上げていきませんか?

カンボジアはウドン山の麓、Asia Alliance Medical Center(AAMC)でお待ちしています。

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           ~新病院活動イメージ~

薬剤師の短期参加を切に願う 薬剤師 いしい


by jhcam-hospital | 2016-03-28 21:29 | 【報告】カンボジア活動報告

新人通訳強化週間!!

こんにちは。WEB店長 兼 新人通訳研修事業部長(?)のくぼたです。


開院に向けて忙しさが加速している今日この頃、

皆様からご寄付頂いたアイテムも、順次購入と搬入をしているのですが、

ブログでのご報告が滞ってしまっており、申し訳ございませんm(_ _)m


実は、本日も医療物品購入チームがベッドや器械台の搬入に行っており、

つい先日も、事務物品購入チームがプラスチック椅子や時計を搬入しに行ったところです。


また、追ってご報告させていただきますね。




さてさて、今日は、開院に向けて採用された新人通訳たちをご紹介いたします。

日本語通訳1名、英語通訳が2名です。

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今週から勤務がスタートした彼ら。

緊張している姿がういういしく、微笑ましいです。


早速、来週からの手術missionに向けて、問診の練習の授業がスタートしました。

そう、今週はまさに「新人通訳強化週間」!!



模擬患者を設定し、カンボジア人の看護師や奨学生が患者役となって、問診の練習をします。


新人くん達は、英語を話すことはできるけど、医療単語を知らないので、

まずは医療単語を覚えることからスタートです。


そして、日本人の英語の発音とカンボジア人のそれとは若干違うことも多々あり、

treatment」や「constant」という簡単な単語すら通じないこともしばしば、、。


そしてそして、そもそも日本人スタッフ(=くぼた)の英語力がひどすぎて、

問診どころか日常会話すらおぼつかない!???状況、、、()


もはや「通訳の通訳」をする現地看護師が出現する事態なのです。(苦笑)


そんな、先行き困難なこの通訳強化プロジェクトですが、


高い壁の方が、登ったとき気持ちいいもんだ‼って言いますしね、

わたしは、彼らのこれからの伸びしろへの期待の方が大きいです。



(同時にこれを機に自分の英語力も強化しようと思いまーす。。。はーい。。)


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この問診通訳の授業には、うちの事務所の職種・人種を問わず自ら参加しています。

現地看護師・奨学生・先輩通訳から、

普段問診をすることのない日本人薬剤師やディレクターまでもが一丸となって、

この授業に入っています。


新人通訳のスキルアップを願う気持ちはみんな同じ。


自分にできることを、自分の能力を生かしてやれる(携われる)ことをする姿が、

カンボジア事業らしくて、いいなぁ~とほのぼの感慨ふけておりました。


特に驚いたのは、現地看護師が楽しそうに教えている姿。


「自分ができることをする」

「自分に何ができるか、自分は何をするか」


国際医療の現場に入ってから、自問自答する問いかけですが、

現地看護師がこれについて自ら実践している姿を見て、

人の可能性に気づかされたというか、


まだまだこれからも難題が待ち受けているだろうけど、

彼らがいてくれれば、何とか力を合わせて乗り越えられるだろう


と、力をもらえた気がしました。


まわりの人に恵まれていることに感謝して、

引き続き、開院まで走っていこうと思います。


駐在看護師 くぼた



「それにしても、カンボジアは今暑い‼ただ今の気温36度、、

クーラーのご寄付、おまちしておりまーす(笑)
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特設サイトコチラから↑↑

by jhcam-hospital | 2016-03-22 15:38 | 【報告】カンボジア活動報告

お教えします!短期ボランティア活動の実際♪

短期ボランティアってどんな雰囲気?一人で参加しても楽しめる?
カンボジアの病院って、、患者さんって、どんな感じ??
いきなり行ってどんなことをするんだろう?スタッフの人って使命感に燃えすぎて怖くない??

などなど…

短期ボランティアに参加される多くの皆様が、参加を決定するまでにたくさんの不安と疑問を抱えているのだと耳にしました。
全然大丈夫!!スタッフ怖い?(笑) ないない! っと声を大にして言いたいのですが、それだけだと伝わらないと思うので、今回はホームページの応募概要からはわからない、“カンボジアの短期ボランティアの概要(裏バージョン)”についてご紹介したいと思います☆
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まずは。。。
【病棟業務】
実際の業務は、入院・外来患者のバイタルサインチェック・ルートの確保・術前後の抗生剤投与・創処置など…
病棟には通訳がいるので言葉の心配はいりませんが、やっぱり現地語で自分で会話したくありませんか?(英語は通じません)
会話帳をみて、患者さんに発音を教えてもらいながらコミュニケーションをとる!
日本人にとってとても発音が難しいクメール語が伝わり、患者さんが答えてくれた時の喜びは是非体験していただきたいです!!
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非医療者の方でも、手術で使用するガウンの用意や、患者さんの子供と遊んでもらったり、食事の用意をしてもらったり…
手伝ってもらわないと活動が滞ってしまうような大切なお仕事をおねがいします!


【手術室】
実際の業務は、執刀・助手・直接介助や間接介助・手術器具の洗浄や滅菌など…
職種に応じてお願いしています。
手術室経験がない方でも、薬剤の用意や無影灯の位置の介助などやることはたくさんあります!
やったことないけどやってみたい!も大歓迎!

スタッフがお教えしますので、ぜひチャレンジしてみてください!

そして、手術室での大切な仕事の一つとして“患者さんの不安を払拭すること”があります。
治療を受けることに慣れていない患者さんにとって手術を受けるということはとても不安なこと!
是非、あなたのやさしい笑顔で患者さんの緊張をほぐしてあげてください。
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最後に…
【一人参加&スタッフについて】
一人での参加は、全くと言っていいほど心配いりません!
今回の参加者の学生さんは、他の医師や看護師に混ざっての一人での参加でしたが、2日目にはあだ名が「大ちゃん」に決定していました。
(彼の名前の中に一文字も大はありません笑)
彼は、患者さんを笑わそうと一生懸命渾身のギャグを繰り出し、患者さんの緊張をほぐしてくれていました。
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毎回すごいなーと感心するのですが、患者さんの力になりたいと集ったメンバーが親しくなるのに時間はかかりません。
1日目の夜には、参加者の緊張もほぐれ笑いが絶えない状態です。
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最後の最後に、、、スタッフって、使命に燃えて怖いんじゃない??
っという疑問について、、以下の写真で解決いたしましょう。
お題は『サル』でした。
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はいっ。大丈夫ですね(笑)
もちろんそれぞれ想いはありますが、自分たちが楽しくないと参加者も患者さんも楽しくないですからね♪
楽しむことに関しては、カンボジアスタッフの大得意とするところです!
こんな珍妙なスタッフのいるカンボジアへ、ぜひボランティアに来てみませんか??
今回紹介できた、カンボジアでのボランティア参加についての魅力はごく一部です。
まだまだ、お伝えしたいカンボジアの魅力はたくさんあります!
是非、伝えきれなかった部分をカンボジアに体験しに来てくださいね☆

カンボジア駐在薬剤師 いしい

by jhcam-hospital | 2016-03-13 20:37 | 【報告】カンボジア活動報告

講演会を催しました。

初めまして皆さんこんにちは。カンボジアで長期研修中の38期研修生川辺です。

先日、無事にカンボジア・プノンペンにて

ジャパンハート主催講演会吉岡代表×コンボーン氏

「歴史のバトンをつなぐ~日本とカンボジアを共に紡ぐ未来」が終了しました。


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当日は多くの方に来ていただき、立ち見が出るほどでした。

お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

微力ながら私もスタッフとして関わらせていただき、

そしてちょっと合間にお二方の講演を聞かせていただいていました。

吉岡代表からはミャンマーで一人で活動を始めた経緯から現在カンボジアでの新病院建設に至るまで、

目の前に広がる医療の届かない人々に心が救われる医療を届けたいという思いが語られていました。



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コンボーン氏からはポルポト時代を生き延びた経験、

半生をささげた現在のカンボジアの教育再建の取り組みについて語られていました。


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コンボーン氏は多くの奨学金生たちの母校であるカンボジア日本友好学園の創設者でもあります。

学生たちも応援にきてジャパンハートの募金活動に参加する傍ら、お二方の講演を真剣に聞いていました。


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お二方とも日本とカンボジアの視点から今後の未来を見つめ活動し続けており、

未来ある若者たちにつなげたいメッセージを届けていました。

そんな思いに共感し活動を応援してくださる方々がいてくださるからこそ、

こうして活動を広げることができていることにスタッフ一同感謝しております。

私にとっては、

今回の講演会をきっかけに今さらながら知らなかったカンボジアの背景について知ることとなり、

なぜ今この国なのかということ、そして行動し続けていくことの大切さ、

教育の必要性を改めて感じる機会となりました。

もちろん当サイトについても改めてご説明させていただきました。



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皆様の支援を受けつつ少しずつ様々なものの購入が始まっています。

皆様からの支援を無駄にすることがないよう吟味して購入させていただきます。

また現在も多くのご支援をいただいておりますが、

ジャパンハートはまだまだ皆さんのご協力を必要としております。

今後ともよろしくお願いいたします。

そして新病院開院まで休日を除いてあと36日。

いよいよカウントダウンが始まっています。

スタッフ一同さらに気を引き締めて邁進していきます。

まだまだ精進が必要な研修生 川辺



「川辺さんてどちらさん?」

そこが気になった方はコチラ↓
国際看護長期研修

「カンボジアの歴史背景から見る医療事情をもっと知りたい」
そんな勉強熱心な方は、当方短期ボランティア・ナースツアーへ是非↓
短期医療ボランティア実施日程
看護師限定 国際医療ツアー


「いやいや、こうなったら今すぐにでも寄付して支援したい」
そんな活動的な方は、い・つ・ものコチラへ↓
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たくさんの人に支えられ、カンボジア事業が成り立っています。
川辺さん、レポートありがとうございました。しみしみ、写真提供ありがとう‼(中の人:くぼた)

by jhcam-hospital | 2016-03-09 01:00 | 【報告】カンボジア活動報告

頑張った少年を想う

新病院の建築は既に終盤戦に突入しています。

カンボジアオフィスでは病院開設に向け、皆様から賜りました医療物資を搬送する準備に着々と取り掛かっています。
物資の一つ一つに誰かの想いが詰まっていると思うと、注文一つを取ることでさえ緊張してしまう城戸です。


さて話は変わり、今日は約3週間前から私たちが関わっていた、7歳の少年について紹介したいと思います。
なぜ“関わっていた”かと言うと、昨日彼が息を引き取ったからです。

ジャパンハートが彼と初めて出会ったのは、全身にガンが転移し、どうにも治療ができない状態になってしまっていた時でした。
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〈カンボジアオフィスで一日を過ごすDavin君〉

ガンによる強い痛みを訴え、熱も40℃を超えており、非常に苦しそうな状態でした。

彼のような状態の患者は、カンボジアの病院に入院をしたとしても、応急的な処置をされ、すぐに退院を迫られます。
仮に病院側から退院を迫られないにしても、高額な医療費が真綿のように一家の首を絞めるので、泣く泣く退院をしなければならないのが現実です。
そして彼も大勢のカンボジア人と同様、残りの人生を自宅で過ごす選択を余儀なくされました。


しかしこの国では自宅で過ごすと言っても、医療者の誰かが痛み止めを調整するわけでも、体調を気にするわけでもなく、あらゆる苦痛と孤独に闘い、やがて死ぬのです。
その間、家族は24時間寝る間を惜しんで、患者の痛いと訴える部分をさすり続けます。
患者の体がどうなっているのかという説明すらろくに受けず、延々と続くであろう不安を抱え、看病をするのです。

それがこの国の現状…
そう自分を納得させてしまえば、関わらない選択も出来ましたが、私たちにはそれが出来ませんでした。

せめて彼に残された短いであろう今後の人生を、いかに苦しまずに、一番良い方法で過ごすことが出来るか。
そして週に2回ほど、事務所から3時間ほど離れた彼の家に行き、体の状態や痛みの評価、彼と彼の家族の心の準備に介入することにしました。
日本でいうところの“在宅医療”といったところです。
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〈Davin君の家に訪問中の様子〉

それから何度か痛み止めを強いものに変え、家族の不安を出来るだけ分かち合いました。

今まで痛みが強く眠れなかった彼と、彼の家族は少しだけ眠る時間を取れるようになりました。

彼には笑顔を見せるまでの余裕はありませんでしたが、訪問した時に折り紙で作った動物や風船を手に取っては眺めていました。

お母さんは私たちと話をするたびに胸を詰まらせていましたが、彼の前ではいつも毅然と振る舞っていました。

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しかし無情にも、ガンの進行は私たちが想像するよりもはるかに早く、彼の命を奪いました。


私たちの行った活動が、果たして彼やその家族にとって良かったものかは分かりません。
ですが彼が亡くなった直後、お母さんから涙ながらに一本の連絡があったことは、多少なりとも彼らの心に私たちの医療を届けられた結果かな、と思っています。

そしてまた私たちとしても、彼を通して得るものが多くありました。
この国では彼のような患者が、まだまだ多く存在しており、その要因は経済的理由や情報不足、国の医療問題など多岐にわたります。
今後も医療に見放された状態にある一人でも多くの患者に、手を差し伸べられるよう活動の幅を拡げていけたらと、より一層思いを強くすることが出来ました。

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最後に、この場を借りて故Davin君のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


ジャパンハートカンボジア 看護師 いっこー


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by jhcam-hospital | 2016-03-06 15:30 | 【報告】カンボジア活動報告


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