カンボジアの知恵! 代用がきく医療物品ベスト3

ここ最近、
「だれか日本から"アレ"もってきてくれないかなぁ、、」
とモノを欲しがっている自分がいます。

"アレ"の中身は、愛飲していたコーヒー豆だったり、最近調子が悪いマウス(PC)の替えだったり、
「ま、なくてもやっていけるでしょ!!」というような中身ばかりで。
なのに、今ココ(カンボジア)にないものに対して、もんもんと無駄に夢みているわけです。

ちょっと待てよ、、?

わたし、
「充分な医療物資・人材の揃わない環境で、目の前の問題にどう対応すべきか」
を自分で考え行動できる力をつけたくて、この世界に入ったんじゃなかったっけ??

そんなわけで。

今回は、"このモノがあふれる時代に立ち向かう!
実はこの医療物品、なくてもやっていけるかも!?"
という、カンボジアならではの使い方 くぼた的ベスト3を発表いたします!!


●第3位 あれ、そっちに使うの?! 駆血帯(採血の時に、腕にキュッときつく巻くもの)

日本では、my駆血帯を持ち歩いている看護師さんが多いと思いますが、
そんなこのコ、カンボジアでは不要!!

なぜなら、、、

ディスポの手袋で代用がきくから‼‼

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↑手袋の親指と小指とで結んで、キュっと駆血。
このやり方、意外にも手術活動をしている3か所の病院全てでやっていました。

気になるのは、駆血に手袋を使っているのに、手袋をはめずにルート確保しているところ、、
手袋の本来の使用用途は、、あれれっ??
なんて思ったりもしますが、カンボジアの看護師さんのルート確保的中率はすごいです‼‼‼
大抵、18G・20Gの太い針を一発で入れてしまいます。

ベテラン看護師になると、
自分の左手で駆血しながら、右手で穿刺する、、なんというツワモノもいらっしゃいます。
もはや、手袋すらいらないのです。



●第2位 この使い方はもはや定番? 点滴棒

"点滴棒"を寄付アイテムに打ち出しておきながら、
(しかもありがたいことに全部屋完売いたしました!)
代用できるよ~」なんて言っちゃっていいのか、、(汗)

もはや見慣れすぎてしまって、このスタイルが定番ともいえる点滴棒がコチラ↓

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どこかから拾ってきた竹の棒です(笑)

先端がうまいこと割れているので、ちゃんと点滴がひっかけられるんですよね~。

がしかし、この代用品、
当然自立しないのでベッドに括り付けなければならないという手間が、、・

そして、トイレに行く時のめんどくささがハンパない、、。

なので、新病院では各部屋にキャスター付きの点滴棒を導入させていただきましたよ。



●第1位 やはり最後は愛で締めくくります ナースコール

カンボジアでナースコール、、まだ見たことがないです。

学生の頃、なんだかカッコよく見えて、ちょっと憧れていた院内PHSの存在。

就職すれば、いかにナースコールに早く出るかが新人の成績に関わっているんじゃないか?!
ってくらい、先輩には「ナースコールに早く出て!」とドヤされ、
ナースコールが鳴るがままに病棟中を走りまわり続けた新人時代、、。

何年か看護師を続けると、
ナースコールのメロディが夢にまで出てきて飛び起きて(職業病)、、

気づくとあのメロディに条件反射して、イントロドン!レベルの速さで対応できる、
ナースコールの亡者のようになっていました(苦笑)。

そんな切っても切れないナースコール、カンボジアでは見ないんですよねぇ。

おそらく、、必要ないのだと思います。
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家族が入院するのは一大事。
大人も子供も病棟で一緒に寝泊まりをします。

で、
「誰が患者で誰が家族だっけ??」
「このベッドに寝ているのは、、えっ、患者さんじゃない‼‼」
「ちょ、ちょっと、ベッドに家族が川の字で寝てるよー!!」

というのはよくあるあるなんですが、

同じ時間を同じ空間で過ごしていると、他の家族ともすぐに打ち解けられるのは、
カンボジアの人々の気質なのかもしれません。

病棟は、たいていいつもほわっと温かい雰囲気に包まれています。
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(↑入院しているお母さんの看病をしている男の子(右)と、首にある嚢胞の手術をした男の子(左))
同じぐらいの年齢なら、仲良くなるのもあっという間で。

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手術から無事に帰ってきた患者さんのまわりには、
患者さんの家族だけでなく、他の患者さんやその家族からの温かい視線が。
(↑ちなみに、写真は左から家族・患者・家族・患者・家族。)

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だから、看護師、家族だけでなく、隣のベッドの家族、その他みんなが看ていてくれるんです。
この安心感は、患者さんにとって嬉しいものですよね。

ちょっと困ったときにすぐ相談できる人が近くにいて、
さらに困ったときには、看護師を呼んでくれる誰かが近くにいる。

家族だけでなく、みんなで助け合って過ごしている、という感じが伝わってきて、
わたしは、そんなこの温かい病棟にいるのが大好きです。

人の温かさ、純粋さに触れるカンボジアの病棟看護。おススメです!

物欲にまみれた看護師 くぼた

「短期ボランティア、随時募集しています!」
医療者だけでなく、一般・インターンも募集しています。
詳しくは、ジャパンハート HPまで。

コチラも引き続きよろしくお願いします↓↓
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特設サイトコチラから↑↑

by jhcam-hospital | 2016-02-12 10:00 | 【コラム】カンボジアあるある


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